おいしいお茶の淹れ方
「753」の浅蒸し煎茶は
仕上げ加工をしていない
「荒茶-あらちゃ-」です。
葉も茎も粉も一緒に入っています。
だから、お湯の温度も時間も、
そんなにシビアじゃなくて大丈夫です。
熱めのお湯なら渋みが立ち、
ぬるめのお湯なら甘みがふくらむ。
お湯の温度が低いほど待ち時間は少し長めに。
その日の気分や、お天気、時間。
急須でも、ドリップバッグでも。
荒茶だからこそ自由に入れて、
ちょうどいい「おいしい」を見つけてみてください。
急須で淹れる場合
急須に茶葉を入れると、
お湯の中で葉がゆっくりと広がり、
香りが立ち上がります。
その時間も、お茶を味わう楽しみのひとつです。
1. 急須に1人あたり大さじ1杯(3〜5g)を目安に茶葉を入れます。
2. お湯を注ぎ、30秒〜1分ほど待ちます。
熱いお湯ならキリッと渋みが立ち、ぬるめならやわらかな甘みが広がります。
3. 急須の中にお茶を残さず、おいしさがつまった最後の一滴まで注ぎ切ってください。
2煎目、3煎目までお楽しみいただけます。
ドリップバッグで淹れる場合
急須を持っていない方や、
ゆっくり淹れる時間がない方にも。
ドリップバッグをカップにセットすると、
お湯に茶葉がふわっと広がり、香りがゆっくり立ち上がります。
手軽に淹れても、荒茶ならではの豊かな香りや色が楽しめます。
1. お茶の葉が浸るくらいお湯を注ぎ、30秒ほど待ちます。
2. バッグをお湯の中で軽く揺らした後、しっかりお湯を切って取り出してください。
最後の一滴においしさがつまっています。
3. 付属のペーパーコースターの上で休ませながら、
2煎〜3煎まで楽しめます。
用意するのはお湯とカップとドリップバッグだけ。
でも、ちゃんと丁寧に淹れたような一杯。
そんな“ちょうどいいお茶の時間”になれば嬉しいです。